人が亡くなったら大体の方が火葬してそのまま納骨されると思います。しかし、近年「散骨」と言って、故人の遺骨を粉状にして海に撒くという行いも身近になってきました。

そんな散骨ですが、「散骨クルーズ」というサービスもあるみたいで、故人と一緒に遺族の方が船旅をするというものです。お値段は内容により、ピンからキリまでありますが、他人の方も一緒に乗船する「合同散骨」完全に業者の方にお願いをする「代行散骨」、完全に身内(家族や個人)で乗船出来る「家族散骨」があります。

家族散骨はやはり、それなりに外のプランよりはお値段は張りますが、ご家族だけで船をチャーターでき、サービスも充実してる事から人気のプランになるみたいです。

家族散骨は希望の日程や時間を選べて船を完全にチャーター出来るのでゆったりとした時間を過ごすことができるプランになります。サービス内容としては、クルーザーチャーター料(2-3時間)、桟橋使用料、散骨進行司会者、海への献酒(日本酒)、散骨用献花、散骨証明書、オリジナルリーフレット(式次第・散骨について)、 ウェルカムボード、ドリンクサービス(お茶) ・茶菓子・記録写真があるみたいでとても充実してますね。

大切な故人の為にもやってあげたくなります。セレモニーの内容としては、集合→船長挨拶 →出港→司会式次第等ご案内 →故人様へのメッセージ記入など →散骨ポイントにて献酒・散骨・献花 →リラックスタイム→帰港→解散 とこういった流れになるみたいですが、散骨を無事終えるとリラックスタイムもあって、故人との思い出に浸る時間が設けられてるのが素敵ですね。

リラックスタイムでぜひ故人との思い出のエピソードなどを家族で語り合い、大切なひと時になるのではないでしょうか。散骨クルーズには特典とサービスがいろいろと付いていて、散骨する際風で舞いあがる事があるため、水に溶けやすい特別な袋を人数分準備してくれるそうです。

他にも施主様から、参加してくださった皆様にメッセージを残したい、故人の思い出を印刷してお渡ししたい、などの要望にこたえて、希望される方にはゲストの人数分を無料で作成してくれるそうです。このサービスいいですね。

散骨クルーズするなら明るい雰囲気でやりたいな。と思う私の意見ですが、故人のおもしろ写真などを挨拶状と一緒に作ってほしいなと思いました。きっとほっこりする時間になるのではないでしょうか。

後は、海へ流せるお手紙・折り紙のサービスもあるそうで、生前伝えきれなかった自身の思いなどを綴るといいかもしれませんね。こちらの紙も特別な紙で水に溶けるオリジナル便箋・折り紙になるそうです。

こんな紙もあるのかと知った時はビックリしましたが、水にちゃんと溶けるみたいなので安心ですね。散骨するにもいろんなサービスがあるので、故人のためにも内容をしっかり把握して行いたいものです。